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パパダッシュ!!

見どころ

  • Firebaseを使いログイン機能を実装
  • ユーザーインタビューから仮説を立ててユーザーに認められる独自の解決手段を提案できた
  • UXデザイナとしての実績を評価できる成果物

当時の事はブログで記事にしています。

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このアプリの概要

パパダッシュ!! は家事・育児に偏りがある人がヘルプを出すためのWebアプリです。

Twitterでリリース報告後、600RT,1000いいねほどの反応をもらいました。

ionicで作成しており、Web,iOS,Androidのマルチプラットフォームでリリースが可能です。 現在週末などに改善タスクを消化して、より良いものに成長させています。

作ることになったきっかけ

Twitterで家庭の不和というかそういったすれ違い・誤解で盛り上がってるのを見て、問題がわかってるのであれば解決できそうと思って問題と課題解決を深堀りしてる中でアプリの内容を思いつきました。

知人に子育て中の奥さんがいたので、インタビューと簡単なプロダクトタイプを作って好感触だったので作る価値があると思ってプロジェクトを始動させました。

ヒアリングの結果

このアプリのユーザーは家事・育児をする側と普段しない側に分かれます。

なぜこのような事が起きるのかを調査した結果、

家事・育児をする側の主張としては下記のようなものがありました。

普段育児・家事をしない側の主張は下記です

これらを整理するとコミュニケーションの不足というか心理的安全性の不足と仮説をたてました。

解決の方法としては第三者の介入「アプリのテンプレートにそって伝える」という手段を思いつきました。 これであれば、目的だけのコミュニケーションで済むのでほかの感情の影響を考慮せずに連絡がしやすくなると考えました。

このアプリで解決したかった事

このアプリを使って、普段育児・家事をしない側がするようになるかというとそれは違います。 そういった目的のアプリではありません。

このアプリで解決できるのは相手を信頼し直すというきっかけを作ることを目的としています。 ※この信頼というのはあくまで「家事・育児」に大してで、その人自身全体の信頼ではありません。

一度この人に言っても駄目だと思ってしまうと再構築が難しくなるので、「こういうアプリがあるんだけど使ってみていい?」→「いいよ」からスタートする関係構築を目的としています。

リリース後こういった事を解説せずにいたのですが実際にこのように確認を取って使ってるユーザーを何人も確認できました。

技術選定について

開発のStackとしては、「Angular」「Ionic」「Firebase」「Netlify」になります。

これらを選んだ理由は以下になります。

画面フロー

画面フローは以下のように考えて作っています。

AngularとfirebaseAuthを使えたおかげで、ログインしていないとにアクセスできるところとそうでないところの切り分けがやりやすかったです。 ## このアプリのUXのこだわりどころ

ただのタスクの共有アプリで設計してしまっては、タスクを押し付けるだけのアプリになってしまいます。 それであれば他のアプリでも可能なので問題解決になりません。

依頼された側が納得しやすいように「今の気分」の入力を必須にしています。

これがあることで、どのくらいの温度感で依頼されてるかが伝わるようにしています。 また依頼したいタスクも優先度をつけていますので、どれをやって欲しいというのがアプリだけを通して伝えることが可能になっています。

特に育児中の方はお子さんを抱きかかえたりしながらの状況が多いので片手で操作が簡単にでき、何も考えずに依頼できることを重視しています。

このあたりの設計はユーザーにフィットしたようでTwitter内でも多くの方の反響をいただけました。

作った感想

このアプリは自分のUXデザイナ、UIデザイナ、フロントエンドエンジニア、マーケッターとしてのスキルが合ったからこそ作ることができたアプリだと自負しています。

まだクオリティとしてはプロトタイプレベルですが、まだまだ成長させることが可能なのでこれからもチャレンジをしていきます。

その他の制作物

他にも制作したものはありますので良かったらご覧ください。